<概要>

 現任の要約筆記者に対する研修等は、これまで当会と長野県要約筆記連絡会が自主事業として実施してきましたが、2020年度より委託事業としても実施しています。

「試験対策研修」は昨年度までの試験に合格できなかった受講生を対象に、学ぶ機会を提供する目的で、筆記および実技試験のポイントを押さえた内容で実施します。

「遠隔通訳研修」は新型コロナウイルスの影響により、社会現象ともなったオンライン会議や講習会等の普及に対応すべく、難聴者等がオンライン環境で情報保障を支障なく受けるために企画されました。要約筆記者のITリテラシー向上の一環として、遠隔通訳に対応した要約筆記者の養成を目標として実施します。

<実績>

・2021年度

「現任研修&試験対策研修」

  12月4日(土)、松本市総合社会福祉センターにて実施しました。

  共通講義には15名、実技研修には手書き6名、パソコン4名が受講しました。

・2020年度

「試験対策研修」

  12月12日(土)、松本市総合社会福祉センターにて実施しました。

  手書き3名(パソコン2名は欠席)が受講しました。

  12月19日(土)、長野市篠ノ井交流センターにて実施しました。

  手書き5名、パソコン2名が受講しました。

「遠隔通訳研修」

  3月14日(日)、NTPトヨタ信州本社会議室(松本市)にて実施しました。

  午前は座学「遠隔通訳の基礎知識」で会場14名、オンライン8名が参加、午後はパソコン実技講習を会場のみにて実施し、10名が参加しました。